海外進出
支援部門

海外進出・海外展開実績

クライアント:株式会社朝田商会

海外ビジネス戦略推進支援事業(海外現地調査支援)

ビエンチャン市郊外のゴミ最終処分場(LAK32:ビエンチャン市から32km地点)

期間

2015年8月~12月

ラオス

案件分野

公的資金による開発途上国への進出支援、政府機関との協議・交渉、市場調査・競合分析・需要予測、製品・技術に関する現地調査

詳細内容

朝田商会様の焼成炉の特長は、①小型でダイオキシン規制の対象外なので何処にでも直ちに届け出なしで設置可能(床面積0.5㎡以下、能力50kg/時)、②焼成温度が高く(1000~1300度)有害な物質を排出しない(他社製の炉は650度前後であるが、自社製は1000度以上で運転し、ダイオキシンの分解温度に達する)、③主燃料は廃油を使用するので運転費を抑えることができる、④構造がシンプルで故障する部分がなく、優れた耐久性を有する、ことなどです。

本調査は中小企業基盤整備機構の企業支援予算で実施しました。調査において当社は、下記業務を支援しました。
•産業廃棄物処理に関するラオス政府の政策
•産業廃棄物処理に関する開発課題
•個別病院や工業団地での廃棄物処理状況と課題
•焼却炉ニーズの有無
•産業廃棄物処理分野における我が国ODAの概要

現地調査の結果、ラオス保健省の方針として、今後5年以内に約30%の医療固形廃棄物を各病院内で処理できるようにするとのことであり、今後小型焼却炉ニーズが顕在化する可能性があることが分かりました。

今後の課題は、①製品単価引き下げのための現地生産化、②信頼できるビジネスパートナー候補の選定、③製品単体の販路開拓よりもビジネスパートナーと連携したリーシング事業や産廃事業の検討、などです。

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