民間ビジネス
支援部門

海外進出・海外展開実績

クライアント:株式会社みどり工学研究所/JICA

多目的ダム管理の効率化等にむけたリアルタイム監視システム(SESAME)普及・実証事業

北海道札幌市に拠点を置く株式会社みどり工学研究所は、河川水位や気象情報などフィールドデータをリアルタイムで収集し、それを携帯電話網に乗せてクラウドサーバーに自動転送する「SESAMEシステム」を開発しました。これまでの専用回線や専用無線を使ったシステムと比較すると各段に導入コストが下がります。さらに、インターネットを通じて、サーバー上のデータを即座にダウンロード、加工、分析することができます。できる限り汎用品を使っているので、購入価格も安く、故障しても簡単に直すことができます。
同社には案件化調査、その後の普及・実証事業とJICAの二つのスキームを通じて、企画書の作成から事業の運営管理まで幅広くご支援させて頂いています。進出先はインドネシア、後者のカウンターパート機関は、BPPT(技術評価応用庁)とPJT II(流域管理を担う国営企業)です。
本事業によって、以下、二つの開発効果をあげることを目標に掲げています。
1.国内最大の貯水量を誇るジャティルフールダム多目的ダムとその上下流に位 置する主要河川に本製品を設置し、水位や雨量などの気象状況を測定します。これによって、灌漑水の利用効率を向上させるとともに、洪水や氾濫による災害の防止策に役立てます。
2.温暖化の火薬庫といわれる熱帯泥炭地に、本製品を設置して地下水位や雨量などを測定します。地下水位は泥炭火災の発生に密接な関連があるため、それを定期的に測定することにより、大量の温室効果ガスを排出する泥炭火災の予防に役立てます。

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