生計向上のための市場志向型農業普及振興プロジェクトは、ナイジェリアの小規模園芸農家が自ら市場のニーズを学び、「作ってから売る」のではなく「売るために作る」農業を実践するための活動をしています。これにより、対象農家がビジネスマインドを持ち、生計が向上することを狙っています。また、活動の中に栄養と水衛生に関する啓発活動を組み込み、農家が市場志向型農業を通じて得た収入を使って、よりバランスの取れた食事や栄養価の高い食物の選択ができるようになることや、家族の健康を維持するために衛生管理が重要であることを指導しています。