マダガスカル国医療サービスの質向上(個別専門家) 受注

独立行政法人国際協力機構(JICA)公示の個別専門家案件「マダガスカル国医療サービスの質向上」を受注しました。

マダガスカル保健省は「医療施設で提供されるサービスの品質改善を」目指し、2009年より5S-KAIZEN-TQMアプローチの普及を図ってきました。その間、国内の政治的な混乱やそれにより海外からの資金・技術的な協力が十分に得られない中、2019年までに国内すべての大学病院と州病院が、ほぼ自力で5S活動を実施するまでに至りました。しかし、KAIZEN活動にスムーズに着手できるレベルにまで、5S活動を通じて診療現場の環境を改善できている病院は非常に限られ、それをサポートする保健省の力量にも改善の余地があります。

この案件の個別専門家は2023年10月まで従事し、マダガスカル保健分野の5S-KAIZEN-TQMアプローチのさらなる普及に尽力します。