ウガンダ国5S-CQI-TQMを通じた患者安全構築プロジェクト 受注

独立行政法人国際協力機構(JICA)公示の「ウガンダ国5S-CQI-TQMを通じた患者安全構築プロジェクト」を受注しました。

日本の無償資金協力により地方病院の整備を進めてきたウガンダ保健省は、2007年に導入した5S-CQI(またはKAIZEN)-TQMアプローチをベースに、「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化プロジェクト」を通じて、2011年から10年間にわたり病院の医療機材管理改善を図ってきました。その結果、プロジェクト対象病院における5S活動の定着や、KAIZEN活動を通じた医療機材稼働率の向上を実現させました。さらに、この成功をもとに、病院で治療を受ける患者さんの安全確保に向けた活動に着手することができました。

これらの経験をもとに、2021年11月から開始されるのが「5S-CQI-TQMを通じた患者安全構築プロジェクト」です。2027年2月まで実施されるこのプロジェクトでは、ウガンダ国内18カ所の地域中核病院(病床規模400床程度)を対象に、CQI(KAIZEN)活動を通じた患者安全活動を導入し、ウガンダ保健・医療分野における「患者安全文化」の構築を目指します。