本業務は、COVID-19、ロシア-ウクライナ紛争、気候変動といった影響を受けた農業・食料分野の世界各国の動向について情報収集を行い、課題や対応策をタイムリーに把握し、JICA内外の関係者に情報発信することで、今後のJICA 事業の方向性検討に資することを目的としています。2022年8月に開催されたTICAD8では、CARD（アフリカ稲作振興のための共同体）の推進に向け、アフリカの稲作振興における当該国の政策・施策、JICAや国際機関による支援の成果を分析・考察し、政策提言のための資料作成を支援しました。アフリカのコメのバリューチェーンの発展に資する知見を得るため、ベトナムおよびカンボジアでグッドプラクティスを視察し、アフリカ諸国に適応可能な提言を行いました。

コメ農家へのヒアリングの様子

ベトナムの精米所に籾が船で運び込まれる様子

カンボジアの精米所の様子